webデザイン資格おすすめ一覧|国家資格・民間資格の違いと選び方、必要性

「webデザイナーになるには資格が必要?」「未経験からwebデザインを学ぶなら、どの資格を取ればいい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、webデザイナーになるために必須の資格はありません。資格を持っていなくても、webデザインのスキルと制作実績があれば、就職・転職や副業、フリーランスを目指せます。

一方で、資格取得の勉強を通してHTML・CSS、デザイン、Photoshop・Illustratorなどを体系的に学べるため、何から勉強すればよいかわからない未経験者にとって資格は一つの学習目標になります。

webデザインに関係する代表的な資格には、国家検定である「ウェブデザイン技能検定」のほか、「Webデザイナー検定」「Webクリエイター能力認定試験」「HTML5プロフェッショナル認定試験」などがあります。

ただし、それぞれ証明できるスキルが違います。

この記事では、webデザインに役立つ資格を一覧で比較し、国家資格・民間資格の違い、難易度や受験料、未経験者におすすめの資格、資格取得のメリット・注意点まで解説します。

目次

webデザイン資格の一覧|国家資格と民間資格の種類

webデザインに関係する資格は、大きく「国家検定」と「民間資格」に分けられます。国家検定だから必ず就職に有利、民間資格だから意味がないというわけではありません。

大切なのは、資格名ではなく「その資格によって何のスキルを学び、証明できるのか」です。

まずは代表的なwebデザイン関連資格を確認しましょう。

webデザイン資格で国家資格はウェブデザイン技能検定のみ

webデザイン分野の代表的な国家検定が「ウェブデザイン技能検定」です。

ウェブデザイン技能検定は、職業能力開発促進法に基づく技能検定制度の一つです。試験は特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施しています。

試験には1級・2級・3級があり、学科試験と実技試験があります。

合格すると「ウェブデザイン技能士」を名乗ることができます。

特に未経験者が最初に検討しやすいのは3級です。

3級の受検資格は「ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者」とされているため、これからwebデザインを学びたい方も受検できます。

一方、2級・1級になると、実務経験や所定の学校・訓練課程の修了、下位級の合格などの条件があります。

民間のwebデザイン資格(Webクリエイター能力認定試験・HTML5プロフェッショナルなど)の種類

webデザイン関連には、国家検定以外にもさまざまな民間資格があります。

代表例は次のとおりです。

  • Webデザイナー検定
  • Webクリエイター能力認定試験
  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験
  • Adobe Certified Professional
  • 色彩検定
  • ITパスポート試験

たとえばWebクリエイター能力認定試験では、HTML・CSSを使ったWebページ制作能力を評価します。

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTML5、CSS、JavaScriptなどWeb技術に関する知識を証明したい方に向いています。

Photoshop・Illustrator関連資格は、画像編集・デザイン制作で使用するソフトの操作能力を証明する資格です。

このように、「webデザイン資格」という一つの資格があるのではなく、デザイン・コーディング・ツール操作など、証明したい能力に合わせて資格を選ぶ必要があります。

webデザイン資格の比較表(難易度・受験料・合格率・受験資格)

代表的なwebデザイン関連資格を比較すると、次のようになります。

資格 主に学べる内容 受験料 受験資格 初心者向け度
ウェブデザイン技能検定3級 Web制作・デザイン・運用の基礎 学科6,000円
実技9,000円
Web制作・運営に従事している、または従事しようとしている人 ◎
Webデザイナー検定 ベーシック Webデザイン・制作工程など 要公式確認 原則として制限なし ◎
Webクリエイター能力認定試験 スタンダード HTML・CSS・Webページ制作 6,400円 制限なし ◎
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 HTML5・CSS・Web技術 16,500円 制限なし ○
Photoshopクリエイター能力認定試験 スタンダード Photoshop操作・画像制作 8,100円 制限なし ◎
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード Illustrator操作・デザイン制作 8,100円 制限なし ◎
色彩検定3級 色彩・配色の基礎 7,000円 制限なし ◎
ITパスポート IT・経営・セキュリティなど 7,500円 制限なし ○

※受験料・制度は2026年10月時点の情報です。試験制度・料金は変更される可能性があるため、申込前に各主催団体の公式情報をご確認ください。

なお、資格ごとに試験形式が大きく異なるため、合格率だけを比較して「簡単・難しい」と判断するのはおすすめできません。

実際に作品を制作する試験もあれば、知識問題を中心とする試験もあります。

webデザインの国家資格「ウェブデザイン技能検定」の試験内容と難易度

webデザイン関連の資格の中でも、国家検定として位置づけられているのがウェブデザイン技能検定です。1級・2級・3級に分かれており、等級によって受検資格や求められる知識・技能が異なります。

「国家資格に挑戦したい」という未経験者なら、まず3級から検討するとよいでしょう。

ウェブデザイン技能検定の3級・2級・1級の違いと受験資格

各級の受検資格は、2026年度時点で次のように定められています。

級 主な受検資格
3級 Webの作成・運営に関する業務に従事している人、または従事しようとしている人
2級 2年以上の実務経験、対象となる学校・訓練課程の修了、3級合格などのいずれか
1級 実務経験7年以上、対象課程修了+一定の実務経験、2級合格後2年以上の実務経験などのいずれか

3級はこれからWeb関連の仕事を目指す人も対象になるため、未経験者でも挑戦できます。

一方、2級以上は一定の条件があります。

特に1級は、学科試験に合格したあとに実技試験を受ける仕組みになっています。

「未経験だから国家資格の1級を目指そう」と考えるのではなく、まず3級で基礎を確認し、実務経験を積みながら上位級を検討する流れが現実的です。

ウェブデザイン技能検定の学科・実技の内容、合格率、受験料

ウェブデザイン技能検定では、知識だけではなく実技も評価されます。

Webサイトの制作・運用に関する知識のほか、Webデザイン、HTML・CSSなどに関係する内容が出題されます。

2026年度の受検手数料は次のとおりです。

級 学科 実技
3級 6,000円 9,000円
2級 7,000円 17,500円
1級 8,000円 27,000円

※3級実技には、試験実施年度の4月1日時点で23歳未満の場合に減免制度があります。対象者の条件によって4,500円または6,800円となります。

合格率は実施回・級によって変動します。

そのため、「3級は必ず○%」のように固定した数字で考えるのではなく、受験予定回の公式な合格者発表や過去問題を確認するのがおすすめです。

特に実技試験があるため、知識を暗記するだけでなく、実際にWeb制作を行う練習が必要です。

webデザイン資格としてのウェブデザイン技能検定の申込み方法と試験日程

ウェブデザイン技能検定は、インターネットまたは所定の方法で受検申請を行います。

2026年度の試験日程は次のとおりです。

試験回 実施等級 試験日
第1回 2級・3級 2026年5月24日
第2回 2級・3級 2026年8月30日
第3回 1級学科・2級・3級 2026年11月29日
第4回 1級実技・2級・3級 2027年2月21日

2026年11月29日実施の第3回試験は、2026年9月30日〜10月14日が受検申請期間です。

3級・2級は年に複数回実施されているため、学習期間から逆算して受験回を決めるとよいでしょう。

なお、実施地域は試験回・等級によって異なります。

民間のwebデザイン資格の概要|Webデザイナー検定・Webクリエイター能力認定試験ほか

国家検定以外にも、webデザインに役立つ民間資格は多数あります。民間資格はそれぞれ対象領域が異なるため、「何を学びたいか」に合わせて選ぶことが大切です。

Web制作全体を学びたいのか、HTML・CSSを強化したいのか、Photoshopなどのツール操作を身につけたいのかを整理しましょう。

Webデザイナー検定(ベーシック・エキスパート)の特徴

Webデザイナー検定は、CG-ARTSが実施する検定です。

「ベーシック」と「エキスパート」の2段階があり、Webサイトの企画・制作・デザイン・運用などに関する知識を学べます。

2026年前期試験もベーシック・エキスパートの両方が実施されており、過去問題も公式サイトで公開されています。

単純なソフト操作だけではなく、Web制作の考え方や制作工程などを体系的に学びたい人に向いています。

また、HTML・CSSを使って実際にWebページを制作する力を確認したい場合は、Webクリエイター能力認定試験も候補です。

Webクリエイター能力認定試験は「スタンダード」と「エキスパート」があり、2026年4月以降の受験料は、

  • スタンダード:6,400円
  • エキスパート:8,000円

です。

スタンダードは実技問題で得点率65%以上、エキスパートは知識問題と実技問題の合計で65%以上が合格基準です。

HTML・CSSを勉強した成果を資格として残したい人には選択肢の一つになります。

Photoshop・Illustrator・Adobe認定など、ソフト系のwebデザイン資格

webデザイナーの実務では、画像制作・加工などでPhotoshopやIllustratorを使用することがあります。

ソフト操作を学ぶ目的なら、Photoshopクリエイター能力認定試験・Illustratorクリエイター能力認定試験などがあります。

Photoshopクリエイター能力認定試験は、スタンダードとエキスパートの2種類です。

資格 スタンダード エキスパート
Photoshopクリエイター能力認定試験 8,100円 9,100円
Illustratorクリエイター能力認定試験 8,100円 9,100円

2025年度の平均合格率は、Photoshopクリエイター能力認定試験が73.0%、Illustratorクリエイター能力認定試験が72.1%と公表されています。

いずれも学歴・年齢などの受験資格に制限はありません。

また、「Adobe Certified Professional(ACP)」というAdobe製品のスキルを証明する国際認定資格もあります。

ただし、ソフトを操作できることと、魅力的なWebサイトをデザインできることは同じではありません。

PhotoshopやIllustratorの資格を取得する場合も、資格勉強と並行してバナー・LP・Webサイトなどを実際に制作しましょう。

色彩検定・ITパスポートなど、webデザインに役立つ周辺資格

直接「Webデザイナー資格」という名称ではなくても、仕事に役立つ資格があります。

代表的なのが色彩検定です。

Webデザインでは、

  • 背景色
  • 文字色
  • アクセントカラー
  • ブランドカラー
  • 配色による視認性

など、色に関する判断を行います。

色彩検定では、色の分類、三属性、色彩調和、配色イメージなどを体系的に学べます。

2026年度の検定料は、3級7,000円、2級10,000円、1級15,000円です。

Webアクセシビリティにも関心がある場合は、色のユニバーサルデザインについて学ぶUC級もあります。

ITパスポートは、IT・経営・セキュリティなど幅広い基礎知識を問う国家試験です。

受験手数料は7,500円です。

デザインスキルそのものを証明する資格ではありませんが、Web業界で働くうえで必要になるITの基礎知識を体系的に学びたい場合には役立ちます。

webデザインに資格は必要?取得するメリットと注意点

webデザイン関連資格は多数ありますが、webデザイナーになるために必須の資格はありません。医師や看護師などのように、資格がなければ仕事そのものができない職業ではないためです。

ただし、「資格が不要=取る意味がない」ということでもありません。特に未経験者にとっては、学習の道筋を作る目的で活用できます。

webデザインの仕事に必須の資格はないが、資格で得られるメリット

webデザイン資格を取得する主なメリットは次のとおりです。

  • 基礎知識を体系的に勉強できる
  • 学習目標を作れる
  • 一定の知識・スキルを客観的に示せる
  • 履歴書に記載できる
  • 自分の苦手分野を把握できる
  • 未経験から勉強を始めるきっかけになる

独学では、「Photoshopを少し触った」「HTMLを少し勉強した」という状態になり、何をどこまで学べばよいかわからなくなることがあります。

資格の出題範囲を学習ロードマップとして利用すれば、基礎知識を順番に身につけやすくなります。

資格より制作実績が重視される理由(ポートフォリオとの関係)

一方、webデザイナーとして就職・案件獲得を目指すなら、資格だけで十分とはいえません。

採用担当者やクライアントが知りたいのは、「資格を持っているか」だけではなく、実際に何を作れるのかだからです。

そのため、webデザイナーを目指すならポートフォリオを用意しましょう。

たとえば、

  • バナー
  • LP
  • 企業サイト
  • ECサイトのデザイン
  • スマートフォン向けデザイン

などを制作します。

さらに、完成したデザインを載せるだけではなく、

  • 誰をターゲットにしたのか
  • どのような課題を想定したのか
  • なぜこの配色にしたのか
  • なぜこのレイアウトにしたのか
  • 制作期間
  • 使用ツール

まで説明できると、デザインの意図を伝えやすくなります。

「資格+ポートフォリオ」のセットで考えることが重要です。

未経験・転職でwebデザイン資格は有利?就職・フリーランス別

資格がどの程度役立つかは、目指す働き方によって異なります。未経験からの就職・転職では基礎知識を学んだ証明として利用できますが、フリーランスや副業では資格以上に制作実績が重要になります。

自分のキャリアに対して、資格取得にかける時間が本当に必要かを考えましょう。

未経験からwebデザイナーを目指すときの資格の活かし方

未経験者の場合、資格は「何も知らない状態から基礎を勉強したこと」を伝える材料の一つになります。

たとえば、

  1. Webデザインの基礎を学ぶ
  2. 資格試験の範囲を勉強する
  3. Photoshop・Illustrator・Figmaなどを練習する
  4. HTML・CSSを学ぶ
  5. 作品を作る
  6. ポートフォリオを作る
  7. 求人へ応募する

という流れです。

避けたいのは、資格取得だけを続けて作品を作らないことです。

資格を3個・4個取得してからポートフォリオを作り始めるより、資格の勉強で覚えたことを使って実際に制作したほうが、実務スキルにつながりやすくなります。

フリーランス・副業でwebデザインの資格は役立つか

フリーランス・副業でも、資格がまったく無意味というわけではありません。

プロフィールに記載したり、知識を学ぶきっかけにしたりできます。

ただし、クライアントが発注するときには、

  • 過去の制作実績
  • 希望するデザインを作れるか
  • 料金
  • 納期
  • コミュニケーション
  • 修正対応

なども重要になります。

そのため、副業・フリーランスを目指すなら、資格取得だけでなく、小さくても制作実績を増やしていきましょう。

【目的別】webデザイン資格の選び方

webデザイン資格は「一番難しい資格を取ればよい」というものではありません。未経験者と実務経験者、デザインを学びたい人とコーディングを強化したい人では、選ぶべき資格が異なります。

ここでは目的別に資格の選び方を整理します。

未経験・初心者におすすめのwebデザイン資格

未経験・初心者なら、次の資格が候補です。

  • ウェブデザイン技能検定3級
  • Webデザイナー検定 ベーシック
  • Webクリエイター能力認定試験 スタンダード
  • Photoshopクリエイター能力認定試験 スタンダード
  • Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード
  • 色彩検定3級

この中から全部取得する必要はありません。

「Web制作全体の基礎を学びたい」ならウェブデザイン技能検定3級やWebデザイナー検定、「HTML・CSSを重点的に学びたい」ならWebクリエイター能力認定試験というように選びましょう。

Photoshopをまだ使えない場合は、資格取得を目標に操作方法を覚える方法もあります。

実務経験者のスキルアップに向くwebデザイン資格

すでに実務経験がある場合は、現在の仕事で不足しているスキルから選びましょう。

たとえば、

  • Web制作全体の知識を深める:ウェブデザイン技能検定2級・1級
  • Webデザインの知識を深める:Webデザイナー検定 エキスパート
  • コーディングを強化する:HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Photoshopを強化する:Photoshopクリエイター能力認定試験 エキスパート
  • Illustratorを強化する:Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート

などが考えられます。

ただし、実務経験者ほど「資格を取ること」自体を目的にしないことが重要です。

今後担当したい業務や転職先で求められるスキルから逆算しましょう。

コーディングスキルを証明したい人向けのwebデザイン資格

HTML・CSSなどのコーディング能力を重視するなら、Webクリエイター能力認定試験やHTML5プロフェッショナル認定試験が候補です。

Webクリエイター能力認定試験は、HTML・CSSを使ってWebページを実際に制作する能力を評価します。

HTML5プロフェッショナル認定試験は、レベル1・レベル2に分かれています。

レベル1はHTML5を中心とするWebコンテンツ制作の基礎的な知識・技術、レベル2ではJavaScriptなどを含め、より動的なWebコンテンツ・アプリケーションに関する知識が問われます。

受験料はレベル1・レベル2ともに16,500円です。

ただし、コーディング職を目指す場合も、資格だけでなく実際にWebサイトを制作してコードを見せられる状態にしておくことが大切です。

webデザイン資格の勉強方法|独学・通信講座・スクール

webデザイン資格は、資格によっては独学でも十分に合格を目指せます。一方、パソコン操作自体に慣れていない場合や、資格取得後に就職・副業まで進みたい場合は、講座やスクールを利用する方法もあります。

重要なのは「資格に合格する勉強」と「Webデザイナーになる勉強」を混同しないことです。

公式教材・過去問で独学するwebデザイン資格の勉強法

独学する場合は、次の順番がおすすめです。

  1. 公式サイトで出題範囲を確認する
  2. サンプル問題・過去問題を確認する
  3. 公式・対応テキストで基礎を学ぶ
  4. 実際にパソコンを操作する
  5. 問題集を解く
  6. 間違えた分野を復習する
  7. 過去問題・模擬問題を繰り返す

特に実技を含む資格は、テキストを読むだけではなく実際に手を動かしてください。

たとえばHTML・CSSなら、自分でコードを書いてWebページを表示します。

Photoshopなら、

  • 画像の切り抜き
  • レイヤー操作
  • マスク
  • 色調補正
  • 文字配置

などを実際に行いましょう。

ウェブデザイン技能検定では公式サイトで過去問題が公開されています。Webデザイナー検定も公式サイトで過去問題を確認できます。

資格によって公式教材・サンプル問題の有無が異なるため、最初に主催団体のサイトを確認するのがおすすめです。

通信講座・オンラインスクール・専門学校で資格を取る場合の費用と選び方

独学が難しい場合は、通信講座・オンラインスクール・専門学校などを利用する方法があります。

ただし、スクールを選ぶときに「資格取得率」だけを見るのはおすすめできません。

webデザイナーを目指すなら、次の内容を確認しましょう。

  • Webデザインの基礎を学べるか
  • Photoshop・Illustrator・Figmaなどを学べるか
  • HTML・CSSを学べるか
  • 実際にWebサイトを制作するか
  • ポートフォリオ制作があるか
  • 作品への添削があるか
  • 就職・転職支援があるか
  • 副業・案件獲得支援があるか

資格取得だけが目的なら、数十万円のスクールへ通う必要性は低い場合があります。

一方、「未経験からWebデザインを学び、ポートフォリオを作って転職したい」という場合は、資格講座ではなく実務制作まで含まれるスクールを比較したほうが目的に合っています。

資格なしでwebデザイナーになる方法|webデザイン資格以外に必要なスキル

webデザイナーは資格がなくても目指せます。ただし、「資格が不要」という言葉を「勉強しなくてもなれる」という意味で捉えないようにしましょう。

資格の代わりに、デザイン・ツール操作・コーディングなどのスキルと、それを証明する制作実績が必要です。

資格なしでwebデザイナーとして働くための実績づくり

未経験から目指す場合は、まず架空案件でも構わないので作品を作りましょう。

たとえば、

  • カフェのWebサイト
  • 美容室のWebサイト
  • オンラインスクールのLP
  • ECサイトの商品バナー
  • SNS広告バナー

などです。

ただ見た目のきれいなデザインを作るだけではなく、ターゲット・目的・課題を設定して制作すると実務に近い練習になります。

たとえば「20代女性を対象とした美容室の新規予約を増やすLP」という課題を設定し、

  1. ターゲットを考える
  2. 競合サイトを調査する
  3. 情報設計をする
  4. ワイヤーフレームを作る
  5. デザインする
  6. 必要に応じてコーディングする

という流れで制作します。

資格勉強で覚えた知識も、実際の作品に使うことで定着しやすくなります。

資格と並行して身につけたいwebデザインスキル(デザイン基礎・コーディング・ヒアリング)

webデザイナーを目指すなら、資格取得と並行して次のスキルを身につけましょう。

スキル 具体例
デザイン基礎 レイアウト・配色・タイポグラフィ・余白
デザインツール Figma・Photoshop・Illustratorなど
コーディング HTML・CSS・JavaScriptの基礎
レスポンシブデザイン PC・スマートフォンへの対応
UI・UX ユーザーが使いやすい設計
ヒアリング クライアントの目的・課題を整理する力
提案 デザインの意図を説明する力
コミュニケーション 修正・納期・要望への対応

特に未経験者は「Photoshopを使える=Webデザインができる」と考えないよう注意しましょう。

ツールはデザインを作るための手段です。

実務では、「なぜこのデザインにするのか」を考え、クライアントの課題をデザインによって解決する力が求められます。

webデザイン資格に関するよくある質問

最後に、webデザイン資格を検討している方からよくある疑問に回答します。

資格を取るか迷った場合は、「資格そのものが必要か」ではなく、自分の目標を達成するために資格の勉強が役立つかで判断しましょう。

webデザインの資格は独学で取れる?

資格によっては独学でも十分に合格を目指せます。

ウェブデザイン技能検定、Webデザイナー検定、Webクリエイター能力認定試験などには、過去問題・サンプル問題・対応教材などがあります。

特にすでにHTML・CSSやPhotoshopを触った経験がある人なら、出題範囲を確認し、不足している知識を補いながら試験対策を進められるでしょう。

一方、パソコン操作から不安がある場合は、動画講座・通信講座・スクールなどを利用する方法もあります。

ただし、webデザイナーになることが目的なら、資格試験の勉強だけで終わらず、必ず実際のWebサイトやバナーを制作してください。

Webデザイナー検定は国家資格?

Webデザイナー検定は国家資格ではありません。

公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が実施する民間の検定です。

Webデザイン関連の国家検定としては、ウェブデザイン技能検定があります。

名称が似ているため、

  • ウェブデザイン技能検定:国家検定
  • Webデザイナー検定:民間検定

と区別して覚えておきましょう。

webデザイナーに資格は必要?(あったほうがいい資格は?)

webデザイナーになるために必須の資格はありません。

資格を取得していなくても、必要なスキルと制作実績があればwebデザイナーを目指せます。

ただし、未経験から何を勉強すればよいかわからない場合は、資格の出題範囲を学習の目安にする方法があります。

目的別に考えると、

  • Web制作全体の基礎:ウェブデザイン技能検定3級
  • Webデザインの知識:Webデザイナー検定
  • HTML・CSS:Webクリエイター能力認定試験
  • Web技術・コーディング:HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Photoshop:Photoshopクリエイター能力認定試験・Adobe Certified Professional
  • Illustrator:Illustratorクリエイター能力認定試験・Adobe Certified Professional
  • 配色:色彩検定
  • IT基礎:ITパスポート

などが候補です。

ただし、資格をたくさん取得する必要はありません。

未経験からwebデザイナーを目指すなら、「資格を1つ取る→作品を作る→ポートフォリオを作る」という順番がおすすめです。

資格を取得しただけでは、採用担当者やクライアントに「実際にどのようなWebサイトを作れるのか」までは伝わりません。

資格は基礎知識を身につけるための手段として活用し、最終的には自分の作品でスキルを示せる状態を目指しましょう。

まとめ|webデザイン資格は目的に合わせて選び、実績づくりと並行しよう

webデザインに関係する資格には、国家検定のウェブデザイン技能検定をはじめ、Webデザイナー検定、Webクリエイター能力認定試験、HTML5プロフェッショナル認定試験、Photoshop・Illustrator関連資格などがあります。

どの資格を取ればよいか迷った場合は、次のように考えると選びやすくなります。

目的 候補となる資格
未経験からWeb制作の基礎を学びたい ウェブデザイン技能検定3級
Webデザイン全般を学びたい Webデザイナー検定
HTML・CSSを学びたい Webクリエイター能力認定試験
Web技術を深く学びたい HTML5プロフェッショナル認定試験
Photoshopを身につけたい Photoshopクリエイター能力認定試験・Adobe Certified Professional
Illustratorを身につけたい Illustratorクリエイター能力認定試験・Adobe Certified Professional
配色を体系的に学びたい 色彩検定
IT全般の基礎を身につけたい ITパスポート

資格は、未経験者が基礎を体系的に勉強するための目標として役立ちます。

しかし、webデザイナーとして働くために資格取得が必須なわけではありません。

就職・転職や副業・フリーランスを目指すなら、資格の勉強と並行して、バナー・LP・Webサイトなどを実際に制作しましょう。

「資格を持っている人」ではなく、「資格で学んだことを使って実際に作れる人」を目指すことが、webデザイナーになるための近道です。

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